Thursday
初回の鍼灸治療で 何年も悩んでいる 慢性的な ツラい症状(痛みやシビレなど)が 半減したり ほとんど気にならなくなったりするかたも ときどきいらっしゃいます。 ところが 2回目以降の治療では 初回のように 劇的な変化が 現れないことは よくあります。 毎…
坐骨神経痛で 悩んでいるかたで 精神的な要因が 絡んでいる (あるいは、こちらが本丸?) 場合も 少なくないようです。 東洋医学では 身体の外からの 外邪六淫はなく 内から ダイレクトに 五臓六腑に (※西洋医学的な内臓ではない) 影響を 与える要因が あると…
腰からお尻 そして 太ももの後や ふくらはぎ さらには 足の甲や 足の指 おまけに 足の裏まで 痛みや しびれがある・・・。 こういう症状が 「なかなか治らない!」 と訴える患者さんが 少なくありません。 病院(整形外科)では レントゲンや MRIなどの 検査を…
東洋(漢方)医学では、病気になる原因(病因)を3つに分類している三因論という考え方があります。 三因とは、 ①外因 ②内因 ③不内外因 の3つです。 ※なお、その詳細については文献により若干異なります。 「外邪」というのは、一般的には上記の①外因のことであ…
春の足音が遠くで聞こえるようになってくると、花粉症の諸症状で悩む人たちが多くなってきます。 すると、こんな記事を多く見かけるようになります。 www.google.co.jp おそらく、取材先の先生の手よるものではなく、取材をした記者氏の書いた文書でしょうが…
腰の痛みを訴えて来院するかたは珍しくありませんが、こんな患者さんがみえました。 3週間ほど前にインフルエンザにかかり1週間ほど寝込んだそうで、そのあと腰の痛みがなかなか取れない(朝、顔を洗うときや、椅子から立ち上がるときに、腰の下のほうが痛む)…
鍼灸治療のあとに、人により程度の差はあれ身体のダルさを感じることがしばしばあります。ダルさといっても、風邪の初期のような感じです。でも、安心してください。これは正常な反応なので、心配はありません。
先日、来院した患者さんが以前にかかっていた鍼灸の先生は、「無痛一点治療」だったそうです。以前に行ったときは1回で症状が消失したので、今回も治療にその先生のところに行ってみたそうですが、今回の症状は5回通ってもまったく楽にならなかったそうです…
脊柱管狭窄症は、腰および臀部から足にかけての痛みやシビレが出たり、歩行が困難になります。ときには筋肉が萎縮してしまうかたもいます。この病気は、背骨の中の空間(脊髄が通っている部分)が変形などにより狭くなってしまいますので、これを広げるには…
最近、耳鳴りを訴えて来院するかたが増えています。中には、耳鼻科的には全く異常が認められない人もいます。この場合、いわゆるストレスや精神的な問題を抱えていることが少なくありません。身体に現れる反応(筋肉の緊張など)を鍼灸治療で解消してあげる…
カッピングや吸い玉などとも呼ばれますが、治療後に赤や紫色のアザが残ることがあります。あらかじめ治療前に、この件についてはお伝えしていますが、これは治療のやり方が悪かったわけではなく、身体の具合が悪いためなのです。特に血液の滞りがある人は、…
ときどき鍼治療中に脳貧血のように、めまいや吐き気を起こす人がいます。そのほとんどは、座った状態で首筋や肩に鍼を打ったときですが、中には刺さない鍼でもそのようになるかたもいます。特に、鍼治療が初めてで極度に緊張している場合や、空腹あるいは寝…
最近、アトピー性皮膚炎の患者さんの治療をする機会が増えています。鍼灸治療に、短期間での劇的な変化(改善)を期待されるかたもいらっしゃいますが、体質や性格、これまでの食事や生活環境、仕事や家庭内でのストレス、服用している薬の影響の度合いなど…
昨夜、熊本で震度7という巨大な地震が起こりましたね。被災されたかた、突然の出来事でビックリされたことでしょう。皆さんのご無事をお祈りしています。
ときどき、「どこに行っても何をやっても治らない」というかたがいらっしゃいます。なかには、ご自身の抱えている心身の悩みの辛さ(大きさ)自慢したいのか、誇張表現を駆使して説明してくれるかたも多いです。また、それらを宝物のように持ち続けていたい…
外科的手術を受けたかたは、身体に何らかの傷痕が残ります。元通りになるわけではありませんよね。その傷の付近は、正常な部位に比べて血流が悪いので、傷痕がケロイド状になったりして、なかなかキレイにならなかったり、今までには無かった新たな痛みやシ…
あっという間に、もう4月に突入しましたね。ここで、新メニューのお知らせです。龍背堂鍼灸院では、正直者にしか見えない特別な鍼を使った無痛の治療を始めました。 ご希望のかたは、こっそりとご連絡くださいね🎵 ※今日、4月1日はエイプリルフールですf(^^;
ジョハリの窓って、ご存知ですか? 心理学で使われる言葉で、対人関係における気づきを表しています。1.開放の窓(自分にも、他人にも分かっている姿)2.盲点の窓(他人に分かっているが、自分には分かっていない姿)3.秘密の窓(自分に分かっているが…
桜の開花宣言も出て、いよいよ春爛漫かと思いきや、今週はお天気がイマイチですね。春の雨は温かいですが、やっぱり晴れて欲しいです!どこかで、お花見でもしたいなぁー🎵
長年、臨床に携わっている鍼灸師の治療は、一見すると雑(若しくは手抜き)に感じられるかもしれません。「治療時間が短い・鍼の本数が少ない」=「雑・手抜き」ではなく、実は手際が良いだけなのです。 「治療時間が長い・鍼の本数が多い」=「丁寧」ではな…
先日、はり師・きゅう師の国家試験がありました。合格発表はまだですが、また新しい仲間(同業者、ライバル)がたくさん誕生します。実は、鍼灸師という資格(免許)はありません!鍼は「はり師」、お灸は「きゅう師」、それぞれ別の免許がなんですよ。マッ…
今日(または、今日から春分の日の前日までの期間)は、二十四節気の啓蟄(けいちつ)だそうです。啓蟄とは「冬籠もりをしている虫が這い出てくる」という意味で、もう春なんですよね。季節の変わり目は、風邪など引かないように気を付けて下さいね。
自覚的には肩凝りをあまり感じていない人でも、他覚的には凝りが確認できることが少なくありません。また、他覚的には首肩に筋肉の緊張や硬結が認められても、自覚的には全く肩凝りを訴えない人もいます。いずれにしても、首や肩の凝りは万病の元です。早め…
今日から二十四節気のひとつである雨水(うすい)ですね。暦の上では、空から降るものが雪から雨に変わり、だんだんと温かくなってくる頃です。でも、三寒四温(寒い日が3日続くと、そのあと温かい日が4日ぐらいあるということ)ですから、体調には気を付…
鍼刺激の効果や機序などを調べるための研究で、偽せ鍼と呼ばれる物が使われることがあります。例えば、 ①ツボに鍼を刺す ②ツボに偽せ鍼(鍼先が刺入できない形状の物)をする ③何もしない という3つのグループに分け、介入(鍼刺激)の前後で様々な指標の値…
龍背堂に通院している患者さんが飼っている愛犬のかかりつけの動物病院で、最近、鍼治療を始めたとのこと。どうやら、外部から鍼をやる獣医の先生が週に1回来るらしいです。獣医さんは「はり師・きゅう師の免許」が無くても動物に鍼灸治療を施すことが出来…
2月3日は節分でしたが、「鬼は外~、福は内~」と豆まきをしましたか?それとも、恵方を向いて無言で恵方巻きを食べましたか?あなたは、どっち派ですか?中には両方だというかたもいるかもしれませんね(*^^*)
鍼灸の技術は、手取り足取り教えるもの(教わるもの)ではありません。また、手取り足取り教えて(教わって)も、すぐに身に付くものではありません。昔から、師匠から見て盗むなどと言われていますが、ただ見ていても盗めません。実際に、自分自身がたくさ…
鍼灸治療では、いわゆるツボに鍼をしたりお灸をすえたりします。ツボは経穴と呼ばれる特定部位のことですが、実際にはそこを目印としてその付近でより効果的な治療点を探します。鍼を使う場合とお灸を使う場合では、選ぶツボが違うことがあります。なぜでし…
鍼灸治療は大人だけではなく、子ども(小児)にもやるんですよ。関東ではあまり馴染みがありませんが、大阪など関西では昔から小児はりが盛んです。お子さんの夜泣き、かんの虫、胃弱など、お悩みのかたは一度ご相談ください。