母指CM関節症①
母指CM関節症だと
診断され
左右の親指の
痛みを訴える
患者さんが
来院しました。
ちなみに
CMといっても
コマーシャル(commercial)
のことではありません。
母指CM関節
というのは
第1手根中手骨関節
のことで
親指の手前の甲の骨(第1中手骨)と
手首の小さい骨(大菱形骨)との
間の関節のことです。
この関節は
親指が
他の指と向き合って
つまむ動作をする
関節で
使い過ぎや
老化に伴って
関節軟骨が
磨り減りやすく
進行すると
関節が腫れたり
亜脱臼を
起こしたりして
親指が
変形してきます。
今回の患者さんは
5年前から
痛みがあり
片方は
医者から
勧められて
手術をしたのですが
痛みが取れず
もう片方の手術は
躊躇している
とのことでした。
鍼灸治療も
数ヶ所(片手以上の数)を
渡り歩いたそうで
一番長く通った所で
10回くらい(期間は約3ヶ月)
短い所では
2回(全く改善がなかったので止めた)
とのことでした。